第59回実技1 問3

(1)

寒冷前線と温暖前線の通過時刻を求める問題ですが、理由については、風向について16方位で述べるように条件が付けられており、それ以外の要素についても変化があれば数値を示して述べるように指示されています。

まず、9時20分に風向が南から南南西に変化しており、気温は2℃上昇しています。その後、14時00分には風向は南西から西に変化しており、気温は4℃下降しています。さらにこちらは海面気圧が1hPa上昇しています。前者は気温が上昇しているので温暖前線、後者は気温が下降しているので寒冷前線です。また低気圧の構造上、前面にある温暖前線は、寒冷前線より先に通過することが多いです。

まとめますと、

温暖前線通過時刻:920

理由:風向が南から南南西に変化し、気温が1℃上昇した。(24字)

寒冷前線通過時刻:1400

理由:風向が南西から西に変化し気温が4℃下降し、気圧が1hPa上昇した。(34字)

(2)

寒冷前線は東進しているとあるので、寒冷前線は御前崎→石廊崎→大島という順番で通過していくことになります。まず御前崎の寒冷前線通過時刻ですが、(1)と同様に考えます。

上の図を見ると12時40分に風向が南西から西に変化し、気温が急下降していますので、この時刻が御前崎の寒冷前線通過時刻です。

石廊崎については(1)のとおり14時00分に寒冷前線が通過しています。よって、御前崎から石廊崎までを80分かけて移動しているのがわかります。

上図のとおり、御前崎から石廊崎までの経度差は0.65°で、石廊崎から大島までの経度差は0.50°ですので、これらの割合から大島の寒冷前線通過時刻を求めることができます。

石廊崎から大島までの移動時間は、80分×0.50°/0.65°=62分となります。

14時00分から62分後に大島を通過するので、大島通過時刻は10分刻みで答えると1500分となります。