(1)

①数字を読み取り45ノット。
②NEは北東です。
③SWは海上暴風警報の略号です。海上暴風警報まで書くと()に合わないので☓です。
④WITH IN NEXT 18 HOURSは、今後18時間以内にと訳せます。
⑤EXPECTED WINDS 30 TO 65 KTは、予想される風は30から65ノットと訳せますので、最大風速は65ノットです。
⑥⑦⑧EXPECTEDからELSEWHEREを訳すとそれぞれ30、1400、800となります。
⑨矢印の方向は東北東です。

⑩図1の前線付近にあるのは、12℃の等温線です。
⑪寒冷前線よりも温暖前線に対応する等温線集中帯の方が間隔が狭いため、温暖前線の方が寒冷前線よりも温度傾度が大きいです。
⑫温度傾度が大きい沿海州付近に、-38とありますので、単位をつけて-38hPa/hとなります。
⑬この付近の赤で示した矢羽を見ると、風向が反時計回りとなっていますので、低気圧性循環となります。
(2)

太実線は20の倍数の等圧線で、細実線は20の倍数以外の4の倍数の等圧線となっています。破線は補助的に記載されることがあり、4の倍数でない2の倍数の値の等圧線となります。
それを踏まえますと輪島は1000hPaと1004hPaの等圧線の間に位置することがわかります。つまり輪島の気圧は1000hPaより大きく、1004hPaより小さいことがわかります。整数値で考えると1001hPa、1002hPa、1003hPaは取り得る気圧の値となります。
それでは1000hPaはどうでしょうか?問題文では小数点を切り捨てるという条件ですので、例えば1000.5hPaであれば1000hPaとなるので、取り得る気圧の値となります。
1004hPaについては、小数点切り捨ての条件では取り得ない値となります。
よって求める解答は、1000, 1001, 1002, 1003となります。
(3)

図1の地上低気圧中心を図2に落とし込みます。地上低気圧中心とトラフAの地図上での距離は11mmであることがわかります。ここで北緯30°から40°の10°の距離、すなわち600海里の距離が地図上では、38mmです。トラフAと地上低気圧中心の距離は、600海里×11mm/38mm=173海里となります。トラフと低気圧の距離をkmに換算すると、1海里は1.85kmなので173海里×1.85km=320kmとなります。
これを方向に言及して、距離については100km刻みで位置関係をまとめますと、
低気圧中心はトラフAの東300(400)kmにある。(21字)
(4)
先ほどの問題(3)では、地上低気圧の西側にトラフがあったことから、発達中の低気圧であることがわかります。発達中の低気圧の温度移流と鉛直流の構造は、低気圧中心の東側で上昇流で暖気移流、西側で下降流で寒気移流というのが基本です。このような背景を頭に入れつつ、天気図を見ながら述べるようにしましょう。

まず、鉛直流についてです。おおむね低気圧中心の東側で網掛けになっており上昇流、西側は白い区域となっており下降流が広がっています。またそれぞれの極大値に言及して答えるように指示がありますので探しますと、上昇流の極大は-140hPa/h、下降流は+38hPa/hです。
温度移流については、東側では、等温線を高い方から低い方に横切る風で暖気移流、西側ではその逆で寒気移流となっており、強いコントラストとなっています。
以上2点をまとめますと、
低気圧中心の東側は-140hPa/hの強い上昇流を伴う暖気移流の場、西側は+38hPa/hの下降流を伴う寒気移流の場になっている。(65字)
(5)

衛星画像に地上低気圧中心の位置を落とし込みますと、中心の北東側では明るい雲域、南西側では暗い雲域が広がっているのがわかります。赤外画像では、一般に明るく写る部分ほど温度が低い(=雲頂高度が高い)と言えますので、低気圧中心の北東側で雲頂高度高く、南西側で低いことがわかります。
発達中の低気圧では中心の北から北東側あたりにバルジとよばれる雲頂高度の高い厚い雲域が見られますのでその知識を問う問題です。
以上をまとめますと、
低気圧中心の北東側に背の高い発達した雲域が広がり、南西側は下層雲のみとなっている。(41字)






