第58回実技2 問1

(1)

①表記のとおり35ノット。

巻雲の記号です。

高積雲の記号です。

④那覇は降水の現在天気の記号がないため、雲量で天気を判断します。8分雲量で7ですので曇りです。

しゅう雨性降水の記号です。

⑥黄海や日本海北部等でFOGの記号があります。これは海上濃霧警報の記号です。

⑦⑧各観測点の数字は上段が気温、下段が湿数となっています。ここで北緯48°東経120°付近の低気圧のあたりで一番気温が低い観測点は低気圧中心の南西側の-39.1℃となります。

⑨中国東北区付近のこの雲はバルジ状の雲です。発達する低気圧の北側で暖湿空気が前線面を上昇することで発生します。バルジ状の雲の北縁は強風軸に沿って高気圧性の曲率を持ちます。

(2)

Nhで示されるのは下層雲と中層雲の8分雲量での雲量です。今回下層雲の記号はないため下層雲は観測されておりませんので、中層の高積雲の雲量が2ということになります。よって、

中層に、8分雲量で2の高積雲がある。(18字)

となります。

(3)

領域Aと領域Bの位置を図4と図5に表しています。図4から700hPaの湿数を読み取ることができます。領域Aは湿数30以上の部分を中心に乾燥しています。一方領域Bは湿数3以下の網掛けの領域が広がっています。

図5からは700hPaの鉛直流を読み取ることができます。領域Aは網掛けになっておらず下降流、領域Bは網掛けの領域となっており上昇流であることがわかります。

これらをまとまめると

領域A:乾燥しており下降流域である。

領域B:湿潤で上昇流域である。

また、領域Aは700hPaにおいて乾燥域であることから、雲頂高度は700hPaより低い。領域Bは湿潤域であることから雲頂高度は700hPaより高いといえます。

(4)

(1)⑨の雲域を緑色で示しています。バルジ状の雲は暖湿空気が前線面を滑昇することでできます。当然空気は湿っていて暖気移流となるのですが、天気図で確認します。

で示しているように、南よりの温かい風が雲域に吹き込んでいます。また、で示しているように湿数は3℃以下で湿っていることがわかります。

これらをまとまめると、

雲に対応した領域は湿数3℃以下の地点が多く湿潤で、暖気移流の場である。(35字)