引用元:気象業務支援センター
(1) シアーラインの移動と気象状況
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問4で着目したシアーラインの風、気温、降水の特徴について、再度見てみます。

まず、風は、シアーラインの北側では北北西から西よりの風、南側では南よりの風となっています。
気温については、シアーラインの北側のほうが南側より高い分布となっています。
そして降水については、下の図の通り、シアーラインに沿って強い分布となっています。

ここで高田の気象状況を見てみます。

まず、風についてですが、最初に西よりの風でしたが、南よりの風に変化し、また西よりの風に戻っています。高田がシアーラインの北側に位置していたが、南側となり、また北側になったということになります。見方を変えれば、シアーラインが高田の南側にあったが、高田の北側に移動し、また南側に移動したとも言えます。
次に気温についても同様のことが言えます。気温が高かったのが、低くなり、また高くなっています。風向からの判断と同じく、シアーラインが高田の南側にあったが、北側に移動した後、また南側に戻ったことを示しています。
次に降水については、降水のピークが二回あることがわかります。シアーラインに沿って降水のピークがあるわけなので、シアーラインが高田を二回通過したことを示しています。
上述の、シアーラインが高田の南側から北側に通過し、再度南側に通過した説明と整合がとれます。
よって、シアーラインの移動に関する説明は、エの
シアーラインは北上して高田を通過後、南下して再び高田を通過した
となります。
理由としてはこれまで述べたとおりです。
風と気温の変化については、
西よりの風が南よりの風に変わり気温が下降したが、再び西よりの風に変わり気温が上昇した。(43字)
降水の変化については、
降水の強さのピークが2回あった。(16字)
となります。
(2) 雪水比
引用元:気象業務支援センター
① 雪水比の算出
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高田の0時から24時までの降雪量の合計/降水量の合計にて求めます。

降水量の合計は、0.5+0.5+1.0+1.0+3.0+6.0+3.5+0.5+2.0+5.0+6.5+5.5+3.5+1.5=40.0
降雪量の合計は、1.0+1.0+2.0+3.0+5.0+2.0+2.0+4.0+4.0+3.0+1.0=28.0
よって雪水比は28.0/40.0=0.7となります。
② 降雪量の算出
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雪水比が一定という条件から、降雪量は降水量に比例します。よって前6時間降水量が最大の時間帯に前6時間降雪量も最大になります。
前6時間降水量の最大は前1時間降水量のグラフ6本分が最大となる時間帯を求めます。
15時の前1時間降水量から20時の前1時間降水量のグラフの6本が最大となります。
その合計は、3.0+5.5+3.5+3.5+4.0+4.5=24.0となります。
雪水比は高田と同じなので、
降雪量(cm)=降水量(mm)×雪水比(cm/mm)=24.0×0.7=16.8
となります。1cm刻みでの解答では、17cmとなります。
起時というのは、何時の前6時間降雪量かということです。これは20時の前6時間降水量です。
(3) 警報・注意報への適用

これは頻出問題ですが、気温が0℃付近の条件で降雪が予想されると、湿った雪となり、着雪注意報や着氷注意報が出されやすくなります。
図12においても、降雪が多い時間帯の気温は0℃前後を推移しています。
よって想定される注意報は、着雪注意報(着氷注意報)となります。
理由については、
気温が0℃付近で、並以上の雪が数時間以上降り続くため。(27字)
となります。気温の条件と、降雪の多さが着雪(着氷)注意報に繋がります。






