引用元:気象業務支援センター
(1) JPCZの移動方向
引用元:気象業務支援センター

図8を見ると福井の風は、図の右端の12時は、西風ですが、ある時から風向が変わり、左端の24時では北北西の風へと変わっています。また風速についても40ノット程度の風から30ノット程度の風へと弱まっていることがわかります。
ここで問2(3)②にてJPCZの南北の風向と風速について下の図のように求めています。

JPCZの北側では北風、南側では西北西の風で、南側のほうが風速が大きいことがわかっています。
このことから、福井は12時の時点ではJPCZの南側であったが、JPCZの24時にはすでに北側であるということが言えます。
つまりJPCZは南下して福井を通過しているのです。
理由は上述のものを16方位の風向に触れながらまとめると
JPCZの到達前は西風だが、通過後は北北西の風となったため。(27字)
となります。
なお、風速の変化もJPCZの移動方向の根拠となるものですが、風向に触れるように指示があることや、字数制限の短さから、問題制作者は、風速にも言及した解答を求めていないものと思われます。
(2) JPCZの通過時刻

(1) からもわかるように、福井は西風の時間帯はJPCZの南側(通過前)、北よりの風になるとJPCZの北側(通過後)に位置していると言えます。問題文にJPCZは幅を持っていると記載があるので、その間の風向が変化している時間帯は福井はJPCZの中にあるとも言えます。
ここで福井がJPCZの外に出た時間というのは、西風の時間帯(JPCZの南)→風向が変化している時間帯(JPCZの中)が終わり、風向が北より(JPCZの北側)になった時間帯です。
よって、高度0.3kmでは20時00分ごろ、1.8kmでは20時40分ごろと判断できます。



