
①上層のジェット気流は、上層雲である巻雲の分布に対応します。ジェット気流の南縁では、ジェット気流と直行する筋状のトランスバースラインや、同じく筋状で、ジェット気流と平行なCiストリークが見られます。この衛星画像からは、→で示したところに、筋状のCiストリークが確認できるので、そのすぐ北縁にジェット気流があることがわかります。東経130°付近では北緯43°付近を通ります。
判断の根拠は上記の通りで、これをまとめると、
台風の北にある雲域の北縁に見られるC iストリーク( 細長い筋状の上層雲) があるため。(30字)
②Ciストリークのすぐ北側に沿ったジェット気流は、朝鮮半島西岸付近で大きく南に張り出しています。トラフは、このようにジェット気流が南に凸となっている部分に解析されますので、朝鮮半島西岸付近が正解です。