気象予報士試験は、学科試験2科目と実技試験2題が1日で実施される長丁場の国家試験です。
試験当日は、知識だけでなく体調管理や時間配分も合否に影響します。初めて受験する方は、「何を持って行けばいいの?」「昼休憩はどう過ごせばいい?」と不安になることも多いでしょう。
この記事では、試験当日の流れや持ち物、時間配分のコツ、筆者自身が実際に受験して感じたポイントをまとめました。
試験当日のタイムスケジュール
標準的なスケジュールは次のとおりです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9:00頃 | 会場到着・受付 |
| 9:40~10:40 | 学科(一般知識) |
| 11:10~12:10 | 学科(専門知識) |
| 12:10~13:10 | 昼休憩 |
| 13:10~14:25 | 実技試験1 |
| 14:55~16:10 | 実技試験2 |
※試験日程や会場によって変更される場合があります。必ず受験票で最新の時刻を確認してください。
また、学科試験の免除を受けている場合は、受験する科目だけ参加すれば大丈夫です。
持ち物チェックリスト
必ず持っていくもの
- 受験票
- HBの鉛筆またはシャープペンシル
- 替芯または予備の鉛筆
- 消しゴム
- 定規(15cm程度。三角定規があると便利)
- コンパス
- 腕時計(スマートウォッチは使用不可)
あると便利なもの
- 蛍光ペン
- 色ボールペン
- 消せる蛍光ペン(フリクションタイプなど)
- ペーパークリップ
- ルーペ(細かい図が見えにくい方)
- 昼食
- 飲み物
- チョコレートやグミなどの軽食
- 上着(会場によっては冷房が強いことがあります)
なお、電卓は使用できません。
時間配分のコツ
学科試験
学科試験は60分で15問です。
30分程度で一通り解き終え、残り30分で見直しをするくらいのペースがおすすめです。
難しい問題で時間を使いすぎるよりも、確実に解ける問題から進めた方が得点は安定します。
実技試験
実技試験は75分で1題を解きます。
最初の数分で問題全体を確認し、図表の切り取りなど必要な準備を済ませておくと、その後の流れがスムーズになります。
実技で特に意識したいのは次の点です。
- 分からない問題は後回しにする
- 蛍光ペンなどで色を付けすぎない
- 空欄はできるだけ作らない
- 記述問題も部分点を意識する
- 穴埋め問題は単位や語句のつながりまで確認する
また、最後の大問は比較的短時間で解ける問題が多い傾向があります。
難しい問題で手が止まってしまった場合は、残り15分程度になった時点で最後の大問へ進むという判断も有効です。
昼休憩の過ごし方
昼休憩は約1時間ありますが、実際にはそれほど余裕はありません。
外食に行くよりも、あらかじめ昼食を持参し、会場で食べることをおすすめします。
会場の近くにコンビニがないこともあるため、朝のうちに購入しておくと安心です。
私自身は、午後の眠気や胃の負担を避けるため、ブドウ糖入りのゼリー飲料で昼食を済ませ、休憩時間にチョコレートやお菓子を少し食べるようにしていました。
もちろん、しっかり食べた方が集中できる方もいるので、自分に合った方法を選ぶのが一番です。
時間があれば少し会場の外へ出て歩くだけでも、気分転換になります。
試験中の心構え
試験中は、難しい問題が出ても焦らないことが大切です。
学科試験では、選択肢をよく読むことで思い出せることも少なくありません。
実技試験では満点を取る必要はなく、部分点を積み重ねることが重要です。
思いつくことがあれば記述し、空欄のまま提出しないようにしましょう。
また、意外と多いのがマークミスや解答欄の書き間違いです。
見直しの際には、答えそのものだけでなく、マーク位置や記入欄も確認する習慣を付けておくと安心です。
試験終了後について
試験終了後は、各予備校や受験者サイトで解答速報が公開されることがあります。
一方、正式な問題・解答は後日、気象業務支援センターから公表されます。
試験直後は気になるとは思いますが、自己採点の結果だけで一喜一憂しすぎないことも大切です。
まとめ
気象予報士試験は長時間にわたる試験ですが、事前に流れを知っておくだけでも当日の余裕は大きく変わります。
持ち物を前日に確認し、時間配分をある程度イメージしておけば、本番では問題を解くことに集中できます。
あとは、これまで積み重ねてきた勉強を信じるだけです。
落ち着いて試験に臨み、最後まであきらめずに解答してください。
