第63回実技1 問2(6)

低気圧中心は24時間後には日本海中部付近に位置しています。

36時間後には、北緯40°東経140°付近と北緯42°東経147°付近に低気圧があります。どちらの低気圧が初期時刻に東シナ海にある低気圧でしょうか?

初期時刻に東シナ海にある低気圧は、24時間後には閉塞前線を伴い衰退する予想なので、北緯42°東経147°の低気圧ではなさそうです。また、24時間後には、等圧線が南東に張り出し新たな低気圧ができる予兆がありますので、この新たな低気圧が北緯42°東経147°の低気圧と考えられます。

よって初期時刻に東シナ海にある低気圧は36時間後には北緯40°東経140°に位置します。

36時間後の予想図に24時間後の低気圧中心位置を重ねると上の図のようになります。

中心気圧は996hPaから1000hPaに変化しているため+4hPaとなります。

移動については緯度10°分の600海里が地図上で40mmであることを利用して、低気圧の地図上の移動距離が15mmなので、実際の移動距離は600海里×15mm/40mm=225海里となります。

12時間で225海里移動する速さは、225海里/12h≒20ノットとなります。

移動方向は16方位で東北東です。

③同様に12時間後から24時間後の低気圧の移動の速さを求めます。

上の図のように、12時間後から24時間後にかけて、300海里移動します。移動の速さは25ノットとなります。

24時間後から36時間後の移動の速さは、②のとおり20ノットなので、12時間後から24時間後の移動の速さに比べて、24時間後から36時間後の移動の速さは遅いです。