第62回実技2 問3(4)

①渦A最接近時の13時には気温は極大となっていますが、風速は極小となっています。

よって、気温:極大となっている。風速:極小となっている。

②西郷の風向は接近の前の11時頃から、西風が強まり、南風の成分も加わっています。(3)より西風と南風の成分がともに正となるのは渦中心が観測地点の北西側のときです。また、最接近時は風速が弱まっていますが、渦の中心付近は風向や風速が乱れているためここでは、考えません。

解答は、

渦が西郷に最接近する前に西風成分が強まったため、渦は北西側と判断されるため。(38字)

③渦中心の移動に伴う風向は、下記のように時計回りに変化します。低気圧中心の移動方向の右側では右回り、左側は左回りに風向が変化します。

④今回の風は渦だけを要因とするものではなく、渦A接近前から一様に西風が吹いていたことがわかります。そのような条件で北西側から低気圧が近づいた場合南風の成分が正となることから、下記の図のとおり、西風から南西風への風向の変化が見られます。

よって答えは、

強い西風の場の中で渦が北側(北西側)から接近し、風の南成分が次第に強まったため、反時計回りになった。(46字)