

等相当温位線に色をつけてみますと、温度関係がよくわかります。試験当日にこんなに丁寧に色を塗っていたら時間がなくなりますので、ほどほどに着色してください。
まずDについてです。
Dは図10より、等相当温位線が集中している部分のすぐ南側に位置することから、相当温位の特徴は、傾度の大きい範囲の南端となります。安定性は図11より相当温位は950hPaで約342K、850hPaでは図10より約348Kであり、下層のほうが相当温位が低いです。よって、安定となります。
Eも同様にしてみてみますと、図10より351Kの等相当温位線が凸になっている極大に位置します。また、安定性は、950hPaで約355K、850hPaで約352Kとなり、下層のほうが相当温位が高いため対流不安定です。
Fも同様にして、339Kや342Kの低相当温位の領域が入り込んでいる点に位置することから、極小。安定性は、950hPaで約351K、850hPaで約342Kとなり、下層のほうが相当温位が高いため対流不安定です。