
まず雲頂高度の特徴ですが、赤外画像で明るく写っているところほど雲頂高度が高いと言えるので、運超高度は高い順にC>A>Bとなります。

降水の強さの特徴については、レーダーエコーにそれぞれの領域を落とし込んで確認します。
Aは降水が解析されていません。Bは30mm/h以上の強い降水域が確認でき、Cは50mm/h以上のさらに強い降水域が確認できます。
またCについては雲域と降水域の形状と、雲域と比較した降水域の広がりにも言及する必要があるため確認します。Cの雲域の形状は、赤外画像で輪郭がわかる団塊状であり、強い降水域は細長い線状です。この降水域は雲域より狭くなっています。
これらをすべてまとめますと
A:雲頂高度はやや高いが、降水はほとんどない(弱い)。(21字)
B:雲頂高度は低いが、強い降水域が分布している。(22字)
C:雲は団塊状で雲頂高度は高く、雲域より狭い範囲に、非常に強い降水域が線状ににのびる。(40字)