
風向の鉛直分布の特徴なので、上層に向かってどのような変化があるのかないのかを回答することになりそうです。
まず、18:00についてですが、上層に向かって時計回りに風向が変化しています。風向に着目してと問題に書かれているので、風向に言及してまとまめると、
上空に向かって南東から南西に時計回りに変化している。(26字)
次に0:30についてです。18:00と同様にして考えると、風向は地上付近では北西で、上層に向かって西北西に反時計回りに変化しているのがわかります。ここで前線面を示唆する特徴がある高度を示すように書かれていますので特徴的な高度を探してみます。すると反時計回りに風向が変化するのは2.5km付近までで、それより上層は風向が西南西で一定であることがわかります。風向が反時計回りに変化している2.5kmより下層で寒気移流となっており、2.5kmがその上端、つまり寒冷前線面ということになります。
これらをまとめますと
上空に向かって、北西から西南西に反時計回りに変化し、2.5kmより上はほぼ西南西の風である。(45字)