第56回実技1 問3(2)

11日9時以降も低気圧が発達する予想であることから、この低気圧のすぐ西側にトラフが解析できることになります。上の図で、地上低気圧中心をLとすると、トラフは表記の通り解析できそうです。

初期時刻には、トラフは朝鮮半島付近にあり、低気圧中心は東シナ海にあります。

これらを一つの図に落とし込むと、トラフは朝鮮半島付近から南東進し、低気圧は北東進して、トラフと低気圧が近づいていることがわかります。発達する低気圧に寄与するトラフについて書くので、トラフが低気圧に西側から近づくというようなことを、今回のケースに当てはめてまとめてみます。

朝鮮半島付近の500hPaのトラフが、地上の低気圧の北西側から南東進して近づいてくる。(43字)