
図10では、領域Gの中心付近西南西から東北東の方向に帯状に強雨が解析されています。この付近の風向と風速の特徴について図11の950hPaの予想図を見てみます。なお、大雨をもたらす風の特徴といえば収束です。どのように収束しているかを踏まえながら見ていきます。

風向と風速を示してと問題文に書いてあるので、それぞれ言及するようにします。
風向については一様にほぼ南西です。
風速については、強雨域の南側では50ノット程度、北側では35~40ノット程度となっています。後面で風速が大きく、前面で小さい状況は収束しているといえます。前の車が遅くて渋滞しているようなイメージです。
これらをまとめると、
強雨域の南側は50ノットの南西(南南西)風、北側は相対的に弱い南西(南南西)風で、その間に収束がみられる。(43字)