(1) 等圧線の作図
まず、988hPaの等圧線について考えます。988hPaより気圧が高い地点を赤、低い地点を青とすると以下のようになります。

赤と青の間を通すようにする(観測点からの距離は観測点同士の気圧の値を考慮する)と988hPaの等圧線は、緑の破線のように作図できます。またこのとき低気圧性循環の中心を☓で示していますが、これをだいたい等圧線の中心とするように考慮しています。

同様に992hPaの等圧線は、上の緑の実線のように作図できます。
(2) 台風の移動解析

① 台風の中心位置
低気圧性循環がありますので、その中心を☓で示しています。緯度と経度をおおよそ読み取ると、北緯34.6°、東経135.0°となります。
② 台風の移動の速さ
台風は、15日12時(①で求めた位置)から15日21時(図の☓)ほぼ真北に移動していますので、緯度の差が、そのまま移動距離となります。15日12時から21時にかけて、北緯34.6°から北緯36.2°まで移動していますので、1.6°移動したことになります。緯度1°あたり111kmですので、距離に換算すると111km×1.6=178kmとなります。移動の速さは、178kmを9時間で移動していますので、178km/9h=19.7km/hとなります。よって答えは、移動の方向は北で、速さは5km刻みで、20km/hです。





