①

(1)において、寒冷前線通過時の特徴として、風向の変化、気温の急下降、海面気圧の急上昇がありました。浜田においてそのような変化の特徴を探すと、上の図のとおり、11時頃と15時頃に変化があることがわかります。
細かくみると11時00分に風向の変化しており、これを時刻Aとすることができます。別解として11時10分にさらに気温が急下降していますので11時10分を時刻Aとすることもできます。
同様にして、時刻Bは15時00分となります。
②

平戸や下関においても、風向や気温の変化は浜田と同様ですが、前線通過時の海面気圧の上昇は浜田よりも急激なものです。よって、
前線通過直後の海面気圧の急上昇がみられない。(22字)
③選択肢のうち、海面気圧に関係する要素は、大気下層の気温です。気温の高い空気は軽く、地上の気圧は小さくなり、気温の低い空気は、重いため、気圧は高くなります。よって答えはaです。
④

(1)より平戸の前線の通過時刻は8時00分なので、この前後の風向の地上から上空に向かっての変化を見てみます。前線通過前は、地上から時計回りの風向変化で、通過後は反時計回りの風向変化となります。よって、
前線通過前は上空に向かって時計回り、通過後は反時計回りになっている。(34字)
⑤前問の通り、時刻Aは11時00分、時刻Bは15時00分としたうえで解答していきます。
a

時刻Bでは前線通過前は上空に向かって時計回り、通過後は反時計回りとなっており④と同様の特徴ですが、時刻Aはそうではありませんので、答えはB。
b

図12に風向のシアーラインをもって寒冷前線を作図しています。寒冷前線は9時から12時の間に浜田を通過しているため、通過時刻はAとなります。
c

上の図で浜田に降水が確認できるのは9時と12時であり、時刻Bに該当する15時には、降水域はすでに通過しています。よって通過時刻はAです。
⑥

まずaですが、15時の浜田付近の等温線の間隔が狭く、気温の低い方から高い方に風が吹くようになったことから寒気移流が強まったと言えます。これにより地上の気温が急下降しています。よってaは正しいです。

次にbに関してです。⑤より地上付近の風向のシアーや降水強度から11時には地上前線が浜田を通過したと言えます。15時にはさらに寒気が入り込み、前線面が上昇していきました。密度が高い寒気層が厚くなることで、15時ごろには海面気圧が緩やかに上昇しつづけていることがわかります。よってbも正しいので、正解はa bです。