脊梁山脈を挟んだ大気の特徴についてです。脊梁山脈とは、大陸や島を縦断や横断するように伸びた背骨のような山脈です。日本列島で言えば、東北地方の奥羽山脈や中部地方の日本アルプスが該当します。図3の拡大図に落とし込むと下の図のようになります。

この拡大図からわかることは、鉛直流(上昇流か下降流か)と気温の分布です。また、山越えの気流と言えば山岳斜面での強制上昇と、風下側でのフェーン現象が思い浮かびますので、この現象に紐づけて考えます。
風は南東方向から吹いていますので、山脈の南東側が風上、北西側が風下となり、この2つの領域を比較します。鉛直流は、風上では網掛けで表される上昇流が広がり、風下では下降流が広がっています。風が山の斜面に沿って上昇と下降していることがわかります。
気温に関しては、風上側にC、風下側にWの記載があるため、風下側の方が気温が高いと言えます。これもフェーン現象の特徴です。
よってこれらをまとめますと、
山脈の風下側は概ね下降流、風上側は概ね上昇流で、風下側は風上側より気温が高い。(39字)