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鹿児島で前3時間に観測した気圧変化量は、図1より+0.9hPaです。

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鹿児島で実際に観測された前3時間の気圧変化(+0.9hPa)には下記の要因が含まれています。
大気潮汐による変化、低気圧の盛衰による変化、気圧配置の移動による変化です。
つまり、観測されたの気圧変化=大気潮汐による気圧変化+低気圧の盛衰による気圧変化+気圧配置移動による変化となります。
問題文の条件から、大気潮汐による変化は+0.7hPa。

また、気圧配置移動による変化は、(1)より-0.5hPaです。
求める低気圧盛衰による気圧変化は下記のように求められます。
+0.9hPa=+0.7hPa+低気圧盛衰による気圧変化–0.5hPa
となり、低気圧盛衰による気圧変化は、+0.7hPaとなります。
また、(1)で気圧配置による変化を-0.6hPaとしていた場合は+0.8hPaが正解です。