第64回実技1 問1(4)

渦度極大値は台風の中心付近に、+195と書かれていますので+195×10-6/sとなります。方向は地上中心から見て北西です。(北緯30°から40°の約40mmが実際の1111kmなので、明らかに中心から100km以上離れています。)

なお、(3)の流れから、この台風は温帯低気圧化の特徴をよく示していることがわかっています。渦度についても台風の特徴ではなく、温帯低気圧の特徴を示しており、500hPaの渦度極大点は台風中心の真上にはないということです。