八丈島の地上付近の風の変化を見ていきます。

15時に東よりの風でしたが、徐々に反時計回りに風向を変えながら風速を強めており、22時頃に北風となり、風速も最も大きくなっています。それ以降は、反時計回りに風向を変化させながら風速は弱まっています。

風向の変化と低気圧の中心の位置関係は上図のようになります。低気圧中心の移動方向の右側では時計(右)回り、左回りでは、反時計(左)回りに風向が変化します。
今回の八丈島では風向が反時計回りに変化しているので、八丈島は低気圧の移動方向を基準に左側に位置することがわかります。この低気圧は東進していることから、八丈島は低気圧の北側であり、低気圧が通過したのは八丈島の南側です。理由については、下記のようにまとめられます。
風向が東から北よりに反時計回りに変化したため。(23字)