
①図12よりシアーライン▲の地上付近では、相当温位は東側で高く、西側で低いです。
②西側のは相当温位が低いので、文脈から低相当温位空塊となります。
③シアーライン付近の等相当温位線が混み合っている部分の上端は950hPaです。下端は1000hPa付近なので厚さは50hPaです。
④シアーライン付近の等相当温位線が混み合っている950hPaより上層では318Kの相当温位線で囲まれた周辺より相当温位が高い部分があります。
⑤⑥空気がよく対流し、十分に混合されることで、空気層の相当温位はほぼ一定になります。これはそれぞれの高さにおいて、湿潤断熱減率に沿って空気塊が対流することにより、同じ相当温位を保つためです。
⑦(1)よりシアーラインの走向は南北方向です。この付近の風向はほぼ南風となっていますのでシアーラインの走向にほぼ平行しています。シアーラインと風向が一致しているため、シアーラインが風に流されることがなく、停滞しました。