短期予報とは、今日・明日・明後日までの天気を予報するものです。気象庁は主に以下の3つの形式で情報を発表しています。
1. 府県天気予報
最も馴染み深い、都道府県ごとの天気予報です。「東京地方」や「大阪府」といった一次細分区域(場合によっては二次細分区域)単位で発表されます。
発表のタイミングと期間
毎日 5時、11時、17時 の1日3回発表されます。
| 発表時刻 | 予報期間 | 内容のポイント |
| 05:00 | 今日・明日 | 「今日」の予報からスタート。 |
| 11:00 | 今日・明日 | 実況に合わせて修正発表。 |
| 17:00 | 明日・明後日 | 夕方の発表から「明後日」の予報が含まれる。 |
予報される要素
- 天気: 「晴れ」「くもり」「雨」「雪」など。
- 風: 風向と風速(「北の風 後 南の風」など)。
- 波: 波の高さ。
- 降水確率:6時間ごとの確率(%)。
- ※「1mm以上の雨(雪)が降る確率」です。
- 最高・最低気温:
- 朝5時・11時発表 $\rightarrow$ 今日の日中の最高気温、明日の朝の最低気温。
- 夕方17時発表 $\rightarrow$ 明日の朝の最低・日中の最高気温。
2. 天気分布予報(メッシュ予報)
府県天気予報が大まかなエリア(面)での予報なのに対し、より細かいメッシュ(格子)で分布を示した予報です。地形による天気の違いを一目で把握できます。
予報仕様
- 予報期間: 24時間先まで。
- 更新頻度: 1日3回(5時、11時、17時)。
- 解像度: 5kmメッシュ。
予報要素(3種類のみ)
以下の3つの要素について、3時間刻みの分布図として発表されます。
※「降水量」や「風」は含まれていない点に注意!
- 天気: 「晴れ」「くもり」「雨」「雨または雪」「雪」の5階級。
- 気温: 5℃ごとに色分けして表示。
- 降水量または降雪量: 3時間の降水量または降雪量を段階で表示。
3. 地域時系列予報
府県予報のエリアをさらに細かく分け(二次細分区域などを統合したエリア)、時間の経過に沿って天気の変化を追う予報です。
「朝は晴れるけど昼過ぎから雨」といったタイミングを知るのに使われます。
予報仕様
- 予報期間: 24時間先まで。
- 更新頻度: 1日3回(5時、11時、17時)。
- 時間分解能: 3時間ごと。
予報要素(3種類のみ)
分布予報と似ていますが、こちらは「地点(エリア)」ごとの「時系列(シーケンス)」です。
- 天気: 晴れ、くもり、雨、雨または雪、雪。
- 風: 風向(8方位)と風速(階級)。
- 気温: 摂氏温度。
試験のポイント:
地域時系列予報には「風」がありますが、天気分布予報には「風」がありません。この違いがよく問われます。
まとめ:3つの予報の比較表
試験直前はこの表を頭に焼き付けてください。
| 予報の種類 | 形式 | 予報要素 | 時間分解能 | 備考 |
| 府県天気予報 | 文章・マーク | 天気、風、波、 降水確率、気温 | 今日・明日・(明後日) | 降水確率は1mm以上の確率。 |
| 天気分布予報 | メッシュ地図 | 天気、気温、降水量、降雪量 | 3時間ごと | 風の予測はなし。 |
| 地域時系列予報 | 表・グラフ | 天気、気温、風 | 3時間ごと | 風がわかるのが特徴。 3時間ごとの変化を見る。 |
