前線は等温線集中帯や等相当温位線集中帯の暖気側となります。低気圧の中心付近に向かって等相当温位集中帯が北に凸となっております。以下の図のように、等相当温位の暖気側である315Kから324K付近が寒冷前線、315Kの等相当温位線が温暖前線に対応します。なお温暖前線に対応している315Kの等相当温位は不自然に折れ曲がっていますが、無視して両端を自然につなげています。今回の寒冷前線の西側では西よりの風、東側では西南西から南東の風となっています。温暖前線付近では風向のシアーは不明瞭です。

地上の天気図より、気圧の谷のを通すように整合性をとって前線位置を修正すると以下のようになります。
