①

各要素が大きく変化したのは16時20分から16時30分なので、前線が通過した時刻は16時30分となります。
まず風については、16時00分から16時30分にかけて、ゆっくりと変化していますが、16時20分から16時30分にかけて、風向が北東から北に変わり、風速も大きくなっています。それ以降は風向風速の変化がなく、この時間に前線が通過したと言えます。
気温については、16時30分までの10分間で2℃以上下がっています。問題は寒冷前線の通過なので、この時間に前線が通過したと言えます。
露点温度についても同様に急激な低下となっています。気温の変化の影響で露点温度も低下しています。
海面気圧については、16時20分から16時30分にかけて、その前よりも上昇幅が大きくなっています。前線は気圧の谷ですので、それが通過したためと考えられます。
まとめますと、
風:北東から北に変わり強くなった。
気温:急速に低下を始めた。
露点温度:大きく低下した。
海面気圧:上昇率が大きくなった。
②

1634●となっていることから16時34分から雨が降り、その後みぞれや雪となり、2039∞、つまり20時39分に煙霧となるまで、降水が続いていることがわかります。よって、降水の期間は、青で示した16時34分~20時39分までです。
降雪については、赤枠のとおり17時03分にみぞれとなってから、その後17時45分に雪となり、20時39分に煙霧となるまでなので、17時03分~20時39分です。
③

1740VIS1となっているところから1848までVIS1もしくはVIS0.5となっているので、視程が1km未満なのは17時40分~18時48分です。
④

視程1km未満の時間帯を図10に示しています。前の問題からこの時間帯は雪が降っていることがわかっているので雪の影響によって視程が悪いものと考えます。すると気温や降水量の変化が、視程の変化の要因となっているのではないかと推測できます。気温については、視程が1km未満の時間帯が始まる前に大きく下がり、その後低いままとなっています。降水については、視程が1km未満になる前から始まり、視程が回復するころになくなっています。つまり、視程が1km未満の時間帯は気温が下がったタイミングで始まり、降水がなくなったタイミングで終わっています。よって2つの要素について数値を示して解答をまとめますと
気温が0.5℃以下で、10分間降水量が0.5mm以上である。(30字)
⑤

図10において、②で求めた降水の期間である16:34から20:39の湿数の変化を示しました。気温と露点温度の差が湿数なので青い部分の上下の幅が湿数となります。湿数は大→小→大となっていますのでこの変化について書きます。ただし60字程度と長い字数のしていなので、時間などに言及して下記のようまとめます。
降水開始とともに17時30分まで小さくなり、その後はほぼ一定で、20時10分以降急速に大きくなり、降水は終了した。(57字)