第60回実技2 問1(4)

まず雲の種類に言及してと書かれていますが、台風中心とその周辺については、比較的輪郭がはっきりした雲が分布しているので、対流雲となります。

次に雲頂高度ですが、赤外画像では、雲頂高度が高いほど明るく写ります。台風中心の北東側では特に明るい領域であり、雲頂高度が高いと言えます。一方で台風中心付近から南西側にかけては、比較的暗めであるので、雲頂高度は低いと言えます。

以上をまとめますと、

台風中心と南西側は雲頂高度の低い対流雲、北東側は雲頂高度の高い発達した対流雲が多く分布している。(48字)