第60回実技1 問2(1)

図2より、初期時刻のトラフAトラフBです。

12時間後のトラフの位置を解析する問題ですが、難しいからかヒントとして24時間後の位置は明かされており、12時間後には、初期時刻と24時間後の位置のちょうど間ぐらいにトラフがあるのではないかと予想できます。

等高度線の曲率は不明瞭ですが、高度5160m付近に、正渦度極大点が+324と+256と2点ありますので、トラフAは+324の極大点を通し、トラフBは+256の極大点を通すように解析できます。

よって5160mの等高度線と交わる経度は、

トラフA:東経145°

トラフB:東経149°