第55回実技2 問4(4)

解析雨量と地形データを重ね合わせてみます。

大隅半島の山地の南東斜面で降水量が多く解析されているのがわかります。

また前問でも触れていますが内之浦付近は暖湿な東風が吹いていることがわかっています。

以上のことから、下層の暖湿な東風が大隅半島の南斜面で上昇流となり、降水が多くなったということが言えますので、これを念頭に置いて、どのようなところで降水量が多くなったかをまとめると、

山岳の風上側で下層の東風に伴って空気塊が地形に沿って上昇するところ。(34字)

となります。