①500hPaの天気図に地上中心の位置を重ね合わせてみます。25日21時には渦度極大点は地上中心とほぼ同位置です。
②26日21時には地上中心からみて北西側に渦度極大点があります。ちなみに+333と書かれている渦度極大点ですが、その中のどの位置を極大点とするかというと「+」の中心が極大点となります。
③25日21時には、赤丸のとおり、中心付近に500hPaの気温極大点がありますので有。
④図10下からわかるように、26日21時の700hPaでは、地上中心からみて西側から北側をとおり、南東側にかけて網掛けで示される湿潤域が見られます。
⑤中心の南側では、乾燥域が広がっています。
⑥上図から地上中心と低気圧性循環の中心はほぼ同位置であることがわかります。
☆風速50kt以上の領域を囲むとおおよそ上図のようになります。これを25日21時の文章の例にならって方角や中心からの距離に言及して記述すると、中心の北西側から北東側、南東側にかけて、中心から100~300km離れて弧状に分布。となります。