①破線の領域を図2に落とし込むと、8方位では東風が卓越しているのがわかります。
次に300hPa面ですが、45°の範囲の風向で表すと南から南西となります。
次に、温度移流についてですが、850hPaでは東風で、300hPaで南~南西となっていますので上層に向かって時計回りに風向が変化していますので暖気移流ということになります。
②雲域の成因に関連するトラフということですので、トラフは、雲域の西側ということになります。雲域の西側で等高度線の曲率が大きいところを結びます。トラフは強風軸をまたがないので、強風軸(等風速線の尾根)がある北緯29°付近まで伸ばすと以下のようになります。