第54回実技1 問3(4)

等温線集中帯の南縁が前線面と考えると、低気圧後面は12℃の等温線、前面は6℃の等温線がそれに該当しそうです。そのうえで、前線面は寒気側から暖気側に傾いていることから、地上の前線は850hPaの前線面よりすこし暖気側にくることや、前線をまたいで風向のシアーがあることを考えると上の図のようになります。多少の誤差は許されるはずです。

さらに地上の天気図に落とし込むと以下のようになります。

さらに地上の風向のシアーと矛盾がないように、また、気圧の谷を通すようにしながら微調整すると下記のように前線を描くことができます。