①風向と気温について注目してみます。寒冷前線が通過すると南よりの風から西よりの風に変化することが多いです。また気温は下がります。このような変化をしている時間帯は4:30から4:40にかけてですので、通過した時間帯は4:40となります。
また根拠について前述のとおりまとめると、
風向が南南西から西南西へ変わり、気温の下降が始まったため。(29字)
②前30分間降水量の最大値は12+15+13=40mmで5:20です。
また降水強度とは、1時間あたりの降水量に換算した降水の強さです。今回の場合は30分あたり40mmなので、降水強度は2倍の
80mm/hです。
③表面雨量指数は1km2内の降水が流れ出る際の流量で近似できるとのことですので、1km2の範囲の降水量を求めます。40mm/hの降水が1時間降ったとき1km2の範囲 の降水は、
40mm×1km×1km=0.04m×1000m×1000m=40000m3
またこれが流れ出る際の流量(m3/s)ですが、上の降水量は時間あたりですので1秒あたりに換算すると
40000m3 ÷3600s=11.1m3/s
④前問では40mm/hで計算しましたが、御前崎の降雨の最大値は80mm/hであり、前問の2倍です。
よって22.2m3/s
⑤表1と前問より基準IIが該当します。