①佐渡付近にある低気圧とは図1の赤丸の低気圧です。この付近の渦度極大値を図5から見つけると+129があります。単位は図5の下に書かれている通り10-6/sなので
+129×10-6/s
位置関係は、低気圧はトラフの直下にある。(16字)となります。
②渦度の極値は18日9時には図5の①で言及した位置で、12時間後の21時には図7の赤丸の+141の位置に移動しています。これは北緯37°東経143°です。
地図上で16mmであり、北緯30°から40°の地図上の距離37mmとの比から実際の距離がわかります。
緯度10°の距離は600NMであるため37:600=16:Xとすると渦度の極値の移動距離Xは259NMとなります。
12時間で259NM移動するので1時間あたり22NM移動する速さとなりますので、移動速度は22ノットです。
140°線に達する時刻ですが、地図上で初期時刻の位置から140°線まで約6mm、そこから21時の位置まで約10mmといった具合なので比率から初期時刻から5時間後に140°線まで達することがわかります。
よって答えは18日14時です。
③関東の東海上の低気圧の発生の予兆として図1の赤い部分が張り出しているように見えます。
これを等圧線の値に言及しながらまとめると、
1008hPaの等圧線で囲まれた領域が低気圧中心の南東側に広がり、関東の沿岸付近に新たな低気圧が発生しかけている。(57字)